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❏ 地盤調査、補強って何するの? ❏

こんにちは。豊洋の角です。

 

先日子供に、

私「休みの日に何がしたい?」と聞いたら

子供「ジャンプしたい」

私「ジャンプ?してきても良いよ」

子供「ジャンプじゃない!キャンプ!!」

と怒られました(^^;)

キャンプなんて行ったこと無いんですが・・・

最近の子供はユーチューブでいろんなことを覚えていきますね。

今度キャンプに連れて行ってあげようと思います。

 

 

さて今回は地盤調査についてご紹介させて頂きます。

土地の話をしていると、

「この土地は昔田んぼだったから地盤は弱い」とか、

「ここは元々山だったから地盤が強い」だとかの

話を耳にすることがあります。

その強い、弱いを調査して数値化すること、

また地盤の状態を調べることを「地盤調査」といいます。

 

 

そして調査の結果、地盤が軟弱だった場合は「地盤改良工事(地盤補強工事)」

という工事を行ってから建物を建てていく必要があります。

どんな改良工事が必要かは、地盤の状態だけでなく建物の状況に合わせて判断し、工事内容が変わります。

地盤調査を行った結果、地盤が強いことが分かった場合には改良工事の必要がない場合もあります。

 

 

 

【地盤調査の種類】

地盤調査と言っても調査方法はいろいろあります。

ここでは二つほど紹介させて頂きます。

 

まず一つ目。

 

本格的な「ボーリング調査」というものがあります。

この方法はマンションなどの比較的大きな建物を建てる場合に採用される調査方法です。

「支持層」とよばれる頑丈な地層まで、数十メートルほどくり貫いて調査を行います。

1mごとに地盤の硬さを測定する調査です。

ボーリング調査のメリットは、

土のサンプルを採取できるので精度が高いです。

そして深い層まで調べることが出来ます。

デメリットとしては、

大きな機械を使った調査なので騒音が生じることや、

広いスペースが必要となること、

また調査に数日かかり、費用も高いことなどが挙げられます。

 

 

そして二つ目。

 

一般住宅においては、

スウェーデン式サウンディング試験(通称SWS試験、またはSS試験)

という方法が最も多く利用されている調査方法です。

弊社も多くの住宅で採用しています。

 

 

こちらは少し詳しく解説していきますね♪

 

調査方法は、

まず先端にドリルを取り付けた鉄の棒におもりで荷重をかけ、

ハンドルで回転させながら鉄の棒を地面に貫入させていきます。

25cm貫入するまでに何回転したかで地盤の硬さを調べる地盤調査です。

これを建物の四隅と中心の5か所のポイントで測定します。

10m程度の深さまで調査でき、

調査期間は長くても半日で調査を終えることができます。

住宅で多く採用されている理由としては、

ボーリング調査と比較すると

・調査時間が短い

・費用が安い

・狭い場所でも調査が可能

などが挙げられます。

 

そしてSWS試験が採用される理由は、

簡易性・経済性が優れているだけではありません。

連続して調査ができることにあります。

自然堆積した深い層では1m毎にサンプルを採取する方法で十分ですが、

住宅用地は人為的に作られた場合が多く、

強度にバラツキも出やすいため連続しての調査が適しています。

 

住宅の不同沈下の多くが、敷地内の水平・鉛直方向に存在する土の強度のバラツキに

起因して生じやすいといった点が上げられます。

そして水平方向での土の強度のバラツキを見極めるには、どうしても複数ポイントの調査を敷地内で行う必要があります。

そのため連続した調査、複数ポイントの調査が出来るSWS試験が適していると言えるのです。

 

 

 

【地盤が弱かったらどうなるのか?】

もし軟弱地盤に補強しないで家を建ててしまったら・・・

将来家が傾いてきて窓やドアが開きにくい、または閉まらなくなる、

外壁がひび割れるなど様々な問題が起こる可能性があります。

さらには、傾いた建物だと地震などの災害で倒壊するリスクも上がるので

安心して住むことができなくなってしまいます。

そんな懸念もあり、2000年に建築基準法が改正され地盤調査は実質義務化されました。

 

 

【地盤改良工事】

「地盤改良工事」には様々な方法があり、最適な地盤改良の工法を判断します。

一戸建ての場合の地盤改良の方法には、大きく分けて

「表層改良工法」、「柱状改良工法」、「杭打ち(鋼管杭)工法」

という三種類の工法があります。

 

 

 

「表層改良工法」

表層改良工法は、家を建てる部分の土を1~2メートル掘って、その部分に土と固化材を混ぜることで地盤を強くします。

様々な土質に対応でき、小型重機を使用するので狭小地でも対応できます。

工事には1日~2日かかり、他の改良工法に比べて最も割安です。

「柱状改良工法」

柱状改良工法は、コンクリートの柱を碁盤の目のように規則正しい配列で何本も注入する方法です。

戸建住宅以外にも、ビルやマンションといった重い建物でも採用される一般的な工法です。

軟弱地盤の深さが2~8mほどの場合に用いられます。

費用は柱を注入する深さに比例して高額になります。

工事には3日~1週間程度かかります。

「鋼管杭工法」

鋼管杭工法では、地中深くの固い地盤に鋼管の杭を打ちます。

他の工法よりも地盤改良後の強度が高くなるので、3階建ての重量鉄骨住宅など、重さがある建物にも適しています。

工事は1~2日ほどで、費用は最も高額です。

騒音や振動が発生するという注意点もあります。

 

 

地盤の強弱は周辺状況などによりある程度予想出来ることもありますが、

どのような改良工法になり、どれくらいの費用を要するのかは実際に調査してみるまで分かりません。

工法によりますが費用は30万円~200万円程度です。調査の結果次第で費用が大きく異なります。

住宅を計画して資金計画を作る際にはここも考慮しておかなければなりません。

 

 

 

 

最後に余談になります…

ボーリングというと球を転がす方を思い浮かべる方も多いと思います。

英語表記だと

ボーリング調査は 「boring」

         「bore」=「穴を掘る」が語源

球を転がす方は  「bowling」

         「bowl」=「ボール」が語源

元々違う言葉なんです。

 

対してSWS試験の方はなぜスウェーデンかというと、

スウェーデンの国鉄の路盤調査で採用された方法が広まったからだそうです。

知人に地盤調査の豆知識を披露するタイミングがあれば是非お使いください(笑)

 

 

 

 

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