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2021.06.14

❏ホントにお得?太陽光発電と蓄電池❏

こんにちは。豊洋の角です。
今回は光熱費の削減に大きく関わる『太陽光発電と蓄電池』についてご紹介させていただきます。

太陽光発電システム、蓄電池はそれぞれ別のシステムなので単独で導入する事が出来ます。
しかし太陽光発電システムと蓄電池は相性が抜群に良いです!
これから導入を検討される方は是非セットで検討されることをお勧めします。
費用負担は増えてしまいますがそれ以上にメリットが大きいからです。
まずは
【太陽光発電】のメリット、デメリットについて

メリット① 電気料金の削減

太陽光発電システムを導入すると自家発電した電気を使用するので、
通常電力会社から買って使用している電気を買う必要が無くなります。
その分経済的にお得になります。オール電化住宅などには相性ばっちりです。

メリット② 余剰電力を固定価格で売電できる

自家消費する以上に発電量が多い場合は、余った電気を電力会社に買い取ってもらえます。
また10年間は買取価格が固定なので下がることはありません。

メリット③ 電気料金が上がっても影響を受けにくい

過去20年間の統計を見てみると電気料金は右肩上がりです。
電力会社から買う電気が少なくなるということは将来の経済的不安も軽減されます。

メリット④ 太陽光パネルの耐用年数が長い

太陽光パネルの耐用年数は25年~30年くらいだと言われています。
ただ、導入が始まったのが近年なので設置してから30年以上経つ実例が少ないのが現実です。
どこのメーカーも予想で出している部分もありますが、保証期間が20年のメーカーもあります。
耐用年数が長いということはメリットの恩恵を受けられる期間が長いと言い換える事が出来ますね。

もちろんデメリットもございます…

デメリット① 設置費用が高額

太陽光発電システムを導入するためには規模にもよりますが100万円以上の設置費用がかかります。
決して安い金額ではないです。
補助金などを利用すれば費用を抑えられる場合もありますので活用したいですね。

デメリット② メンテナンスが必要

太陽光パネルで発電させた電力を家庭で使用できる電力に変換する機械をパワーコンディショナー(通称パワコン)と言います。
このパワコンの寿命がだいたい15年程度とされています。
パネルの耐用年数は長いですがその期間にメンテナンス費用が掛かってきます。

以上のようなメリット、デメリットがありますが売電価格について補足します。
太陽光発電の売電価格は、再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が買い取ることを
国が保証する「固定価格買取制度(FIT)」によって定められます。
制度が始まったのは2009年です。
この背景として当時の日本のエネルギー自給率は5%未満でした。
エネルギー自給率の低さは、他国の事情によっては危機的状況に陥るリスクをはらんでいます。
エネルギー自給率が上がることで国の対外リスクを下げることができるため、
日本政府は国産エネルギーである太陽光発電を積極的に推進しているのです。
また二酸化炭素を排出しないクリーンな再生可能エネルギーとして、
近年問題になっている温暖化対策にも一役買っています。
国が保証してくれるなら安心感がありますし、10年間は固定買取なのでローンの返済計画も立てやすいですよね(^o^)

ただこの固定価格買取制度、
太陽光売電価格は一番高い時期だと2010年で 48円/kWh
そこから年々下がってきていまして
2021年現在では半分以下の 19円/kWh  Σ(゚Д゚)!!
来年以降も徐々に下がっていきます。
「なんだ、10年前なら良かったのに全然面白くないなぁ…」
そんな声が聞こえてきそうですが、
ちょっと待って! 実はそうでもないんです!!
確かに同じ量の余剰電力を売電すると金額は全然違います。
しかし太陽光発電の設置費用は、
太陽光発電の普及に伴い設備やパネルを量産できるようになったこと、
技術の進歩により低価格・高品質が実現できていることにより年々安くなっています
例えば6kWの太陽光発電システムの商品で、
2011年では設置費用は300万円程度だったものが
現在150万円以下になっている商品もあります。
以前は初期投資が高額な分、売電で得た利益からより多くローン返済に充てないといけませんでした。
現在では初期投資は低くなり、ローン返済も以前に比べて負担が少なくなっています。
初期費用が大幅に下がっているので取り組み安くなってきているのです(^^)

続いて
【蓄電池】のメリット、デメリットについて

メリット① 経済的効果◎

太陽光発電で自家消費しなかった電力は電量会社に売るということを説明しました。
当たり前ですが夜間は発電出来ないので電力会社から電気を買わなくてはいけません。
蓄電池があれば日中発電した電気を溜めておくことが可能です。
また、電気代の安い夜間のうちに購入した電気を蓄電池に溜めておいて、日中使用することも出来ます。

メリット② 非常時の備えになる

災害時や停電時にも普段と変わらない生活を送ることも出来ます。
近年災害のニュースを聞くことも多いですがそんな不測の事態にも対応出来ます。
災害時、いつ復旧するかわからない状態で2.3日電気が使えないのはかなり辛いと思います。
万が一の備えになるというメリットは非常に大きいです。

デメリット① 初期費用が高額

太陽光発電でも説明しましたが、蓄電池も同じように決して安くはないです。
こちらも100万円以上の費用が掛かります。負担軽減のため補助金との併用が出来れば良いですね。

デメリット② 寿命がある

メーカーや商品にもよるので一概には言えませんが20年程度で蓄電池の寿命がやってきます。
メンテナンス費用も資金計画に組み込んでおく必要がありますね。

蓄電池も太陽光発電システムと同じように、
蓄電池からの電力をご自宅で使えるようにするためにはパワコンが必要です。
従来の単機能蓄電池では、
太陽光パネル用と蓄電池用それぞれ1台ずつパワコンを設置しなければなりませんでした。
最近では太陽光と蓄電池のパワコンを1つにまとめたハイブリッドパワコンというものがあります。
電気は直流から交流、交流から直流に変えるときにロスが発生するため
単機能蓄電池では無駄になる電気が多くなります。
ハイブリットパワコンは1台で全てまかなうので
変換回数が少ない=ロスが少ない
ので電気の交換効率が高いです。

今後ハイブリッドパワコンの需要は間違いなく増えていくと思います。
パワコン2台のシステムだと、先も述べたように効率が悪い上に
それぞれの寿命で買い替えが必要になります。
ハイブリッドパワコンであれば効率も良く、買い替えも1回で済みます。
デメリットと言えば、太陽光パネルによっては対応していない商品があることや、
もし故障したときには1台で全てまかなっているため全てのシステムが止まってしまうことが挙げられます。
しかし圧倒的にメリットのほうが大きいのでパワコンの買い替え時期、
もしくはこれから蓄電池を検討される方は
是非ハイブリッドパワコンを導入されてみてはいかがでしょうか。

特に固定価格買取制度(FIT)の10年が経過するタイミングが節目です。

今回ご紹介させていただいた以外にも細かいことは書ききれませんでした。
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