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家づくりコラム

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よみもの

2022.07.18

❏ 平屋のメリット・デメリット ❏

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みなさん、こんにちわ!
丸岡です。

今回は『平屋のメリット・デメリット』についてお伝えします。



平屋とは一階建ての家を指します。

階段がなくリビングや寝室、バスルーム、トイレなどがすべてワンフロアに集結しているのが特徴的。
昔ながらの代表的な平屋といえばサザエさん宅が思い浮かびますね。

祖母の家は昔ながらの…という方は多くいらっしゃると思いますが、
近年デザイン性の高い平屋が多く登場し、昔の平屋のイメージが一新されてきて、平屋と2階建てどちらにしようか迷っている方もおられると思います。

マイホームを購入される方には子育て世代が多いので、子供部屋も欲しい、広いLDKも欲しい、となると広い延床面積が必要になります。
それを平屋で実現しようとなると広い敷地が必要になってきます。

一方で、子供が独立して夫婦2人暮らしになったタイミングで建て替えを検討される方は二人分の居住スペースだけで良いため、延床面積は少なめでいい、ということになります。

家族構成や、どんな暮らしがしたいか、など思い描きながら考えていきましょう。

平屋のメリットとは

生活動線や家事動線を効率的につくりやすい
平行移動だけで生活ができるので、効率のよい動線計画が立てやすくなります。
階段の上り下りといった移動や転落の危険もなく過ごすことができ、
バリアフリーで階段による足・腰の負担が無いので高齢者がいる家庭、また老後の住まいとしても安心です。
水回りや部屋ごとの距離が近い間取りにすれば、生活動線をコンパクトにできます。

家族でお互いの気配を感じやすい
別の部屋にいたとしても、部屋と部屋の距離が近いためお互いの気配を感じ、家族のコミュニケーションが取りやすくなります。
各部屋へ行くのにリビングを通る間取りにすることもできるので、家族が自然と顔を合わせる機会が増え、「子供が帰宅しても、自室へ直行していつ帰ってきたかわからない」という状態も防げます。

平屋はバリアフリーを実現できる
階段が無いため、段差を解消しフラットなバリアフリーの家を実現できます。
年齢を重ねていくと階段の上り下りが億劫で、危なく感じやすくなります。
転落やつまづきを防ぐためにも、フラットな家の方が使いやすく、安全な暮らしに繋がります。
開口部を広くすれば、車椅子での生活を考えている方にも安心です。

屋外に出やすく、庭を活用した生活が広がる
すべての部屋が1階にあり屋外に出やすいため、庭や自然を身近に感じることができます。
ウッドデッキやテラスを設けてお茶や食事を楽しんだり、芝生を植えて子供やペットが走り回れるようにすると、さらに屋外で過ごす時間を楽しめます。
地震や火災の緊急時には掃き出し窓から外に出られるのでいざというとき安心です。

屋根の形状に合わせて空間を活かせる
平屋は2階が無いため、自由に天井の高さを設定でき、屋根下にある小屋裏を活用しやすくなります。
勾配天井にして、梁を出し解放感を演出したり、小屋裏空間をつくり収納スペースに活用できます。

平屋には階段のスペースがいりません。そのため、そのスペースを違う部屋にあてることで、感覚的に広さが感じられる空間作りが可能になります。
空間を活かしてスキップフロアやロフトといった間取りをつくることも可能です。部屋が暗くならないよう天井の高い位置に小窓をつくったり、開口部を広くして採光を最大限に取り入れることもできます。

地震の揺れや風に強い
建物は高いほど、地震が起きたとき振動の影響を受けやすくなります。
その点を踏まえると2階建てより1階建ての平屋のほうが、地震の振動の影響は少ないといえます。
また上からの荷重が少ないため、構造が安定しやすく耐震性も上がります。
2階建てに比べて建物自体が低く面積が広いことで風の影響も受けにくくなります。

メンテナンス費用や光熱費を抑えられる
家は建築・購入した後にもメンテナンス費用がかかります。
2階建てに比べて平屋はメンテナンスする面積が少なく、修繕にかかる費用が抑えらえます。
外壁や屋根の修繕をする場合も、大がかりな足場を組む必要がありません。
また、冷暖房の効率が良く、2階建てのように暖かい空気が2階に逃げることもないので、寒くなるのを防げます。

のびのびと暮らせるメリットが多い平屋ですが、
デメリットもいくつかあります。

平屋は広い土地(敷地)が必要になる
同じ床面積で建てる2階建てより広い敷地が必要になります。
家を建築する際は、敷地に対してどのくらいの広さの家を建ててよいのかを表す「建ぺい率」が決まっています。
その敷地いっぱいに家を建てられるわけではないので注意しましょう。

坪単価・固定資産税が高くなる
2階建てと同じ延床面積の家で比較すると、平屋は平面上の2倍の広さに。
工事単価が高い基礎と屋根の面積が2倍になるのでその分工事費は高くなり、坪単価は2階建てよりも高くなる傾向があります。
また、土地が広ければ広いほど固定資産税が高くなります。さらに、基礎部分や屋根が多い家屋は「固定資産税が高い」と言われています。
平屋を建てる際は土地や家屋に合わせて固定資産税が高くなる傾向があるということも覚えておきましょう。

周辺環境によって日当たりや風通しが悪くなる
周りに住宅が多い土地に平屋を建てる場合、周囲が2階建てばかりだと日当たりや風通しが悪くなることがあります。
平屋は低いのでどうしても周辺の影響を受けやすくなってしまいます。
ワンフロアに全ての間取りを収めるため、真ん中の部屋は採光がとりにくくなり、
部屋数が多くなると中心部にある部屋は日当たりや風通しが悪くなる可能性があります。
内側の部屋には日光や風を取り込みやすくする工夫が必要です。

プライバシー確保や防犯面の考慮が必要
すべての部屋が1階なので居住空間に外からの視線が届きやすいです。
1階のみの平屋は道路や隣家からの視線が届きやすく、暮らしのプライバシーが守りにくい面があります。
リビングは道路から離れた場所に配置するなど、間取りをつくるときは、敷地周辺の人や車の往来状況を把握した上で、窓の位置やサイズを決めましょう。
1階部分の窓が多いと屋外への出入り口が増えるため、防犯面に配慮する必要があります。
家のまわりに踏むと音が出る砂利を敷いたり、防犯カメラや人感センサー付きライトを設置するなどの対策をとってください。
高い塀で囲んだりせず、オープンな外構にするなども良いでしょう。

また庭が外に面してると、洗濯物をどこに干すべきかという問題もでてきます。
プライバシーを配慮しなければ住みにくいと感じる一因になるかもしれません。



このように平屋にもいくつかのメリット・デメリットがあります。

それぞれの条件・特徴を、ご家族の日々の暮らしに照らし合わせ、自分たちが希望する間取りやライフスタイルが実現できるのかを重視して、平屋建築・購入を選択していきたいですね。

また、コストパフォーマンスの良い「ジブンハウス」にもおしゃれな平屋のプランがありますので、平屋をお考えの方は、ぜひご検討ください!




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