こんにちは。角です。

先日節分で鬼👹の面を被りました。
今年は、数年前まで泣いていた子供たちが果敢に立ち向かってきます。
まず投げるのが強い！
そして笑いながら投げてくる！！
挙句の果てにはパンチで鬼をやっつけるという荒業に出てきました！！！
たまらず鬼は例年の半分の時間で退散させられました(^^;)

　

　

自然素材の家と言ってもはっきりとした定義はありません。
人工的な材料を全く使わないということではなく、多くの場合「出来る限り自然素材を取り入れた家」、「部分的に自然素材を取り入れた家」などを意味します。

少し怖い話ですが、人工的な材料の中にはシックハウス症候群 の主な原因の一つであるホルムアルデヒドなどの人体に影響を及ぼす物質が含まれていることが知られています。
健康被害が出ると、目の刺激、鼻水、咳、頭痛、めまいや倦怠感、皮膚の乾燥やアレルギーなど様々な症状が現れます。
有害物質は壁、天井、床、家具、建具、目に見えないですが下地材からも発生しています。
乳児や幼児はより影響を受けやすいので子育て世代の方々はとても心配になりますね。

でもご安心ください！
この健康被害が問題視され2003年に建築基準法が改正されました。
現在では建材、シロアリ駆除に用いる薬剤、換気設備の規制などがあるため放散量自体はそれほど多くありません。
しかしながら全くゼロではないので敏感な体質の人や、小さなお子さんには悪い影響が出てしまう可能性もあります。

そこで自然素材を多く使うことによりそのような懸念を出来る限り少なくすることが出来ます。
また建築資材の選定をしたから大丈夫というわけではなく、普段から換気に気を配る、こまめに掃除をする、免疫力を高めるなど健康に気を配る習慣が大切になります。

　

ここからは自然素材の特徴を見ていきます。

　

　

　

一般的に木材と言えば燃えやすいイメージですが、選び方によっては防火性能の高い家を作ることが出来ます。
また、漆喰も燃えにくく火災に強いです。
万が一場合、火事になったとしても有害物質が含まれていないため有毒ガスの心配もありません。

　

例えば床材を無垢材にした場合、（前述した調湿効果も関係しているのですが）裸足で歩くと分かりますが直接肌に触れた時の気持ち良さがあります。
冬場の冷たさもそれほど気になりません。
また、合板フローリングの場合は傷がついてしまうと合板が見えてしまいますが、無垢材の場合は傷が付いてしまってもまた新たな木目が出てくるので使っていくうちにだんだん見た目が目立たなくなります。
そして無垢材は、年月が経つにつれて色味が変わり深みのあるものとなって独特な味が出てきます。
お手入れをしながら大切に使っていくと、だんだんと色が濃くなり、こっくりとした雰囲気が味わえます。
また無垢材を使うと言ってもそれぞれ硬さは違います。
柔らかい反面傷付きやすいものもあれば、硬くて傷付きにくいものもあります。
素材自体に色のバラツキがあるものも多いので、傷が目立ちにくいのも良い点です。
場所や好みによって使い分けましょう。

　

無垢材からは木の香りを感じられます。木の香りにはリラックス効果があります。
これは私の経験談ですが、新築の家にお邪魔させて頂いた際、玄関に素敵な木の香りが漂っていました。
住人の方に素敵な香りですねと伝えたところ、住み始めた当時は木の香りを感じたがだんだん分からなくなってきたとのことでした。
来訪者にはすぐ分かりますがずっと住んでいると慣れてきてしまい、普段から感じることは難しいようですね。

　

　

自然素材はまず材料自体の金額が高いです。加えて施工に手間が掛かる場合もあり、そうなると通常よりも工期が長くなります。
「手間」＝「職人さんの人件費」なので、その分費当然費用も更に高くなります。
やはり一番のデメリットは費用ですね。

　

あとはメンテナンスについて検索してみると…
大変だと書かれていたり、手間が掛からないと書かれていたり、様々なことが書かれています。
メンテナンス方法が違うものもあるので最初は面倒に感じるかも知れませんが、何十年と住む家なので慣れてくれば苦にはならないと思います。

もちろん自然素材でもそうでなくても定期的に掃除をすることには変わりないです。なのでそこまで気にしなくて大丈夫だと思います。

　

自然素材の家は性能の面で言えば大変オススメします。
しかしこだわれば数百万円という単位で増額します。

予算内で計画しないといけない、だけど自然素材は取り入れたい！
そんな場合は生活の一部、ここぞという場所に取り入れてみてはいかがでしょうか(^▽^)/

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