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家づくりコラム

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よみもの

2024.01.08

❑ 床暖房のメリット・デメリット ❑

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こんにちわ。1月に入ると冬本番の冷気が身にしみます…(>_<)❄❄❄
豊洋の丸岡です。
乾燥しやすい季節ということもあり、暖かくして加湿で潤してます@
なのに、昼間になると急に太陽が照り始めて暑くなってきたりと、寒暖差が激しいのが困りますね(._.)

そんな寒い中を足元からじんわり温めてくれる床暖房。
床暖房は、床下に設置した熱源で部屋を足元から暖める暖房機器です。
冬でも寒さを気にせず快適に過ごすことができます。

床暖房のあたたかさは、エアコンやヒーターなどの他の暖房器具とは大きく違います。
ひなたぼっこをしているような、やわらかいあたたかさは部屋をあたためる仕組みの違いが関係しています。

でも、床暖房は費用面が心配・・・と導入を迷っている方も多いかもしれません。
そこで今回は「床暖房は本当に必要?」という疑問を考察していきます。

床暖房は、床から直接感じる「伝導熱」と、床暖房から放出された暖かい空気が天井や壁に反射する「輻射(ふくしゃ)熱」により、部屋全体が暖かくなる仕組みです。

◎床から足に伝わる「伝導熱」
器具が発熱して、それに触れることであたためる
暖房器具・・・ホットカーペット、電気毛布、湯たんぽ

◎あたためられた壁や天井から伝わる「輻射(ふくしゃ)熱」
赤外線を放出して、床・壁・天井などの部屋そのものをあたためる。
暖房器具・・・ハロゲンヒーター、オイルヒーター

◎ふくしゃ熱によってあたためられた空気の「対流熱」
あたたかい風や空気を出し、それを循環させて部屋をあたためる。
暖房器具・・・エアコン・ストーブ・ファンヒーター

床暖房は3つの機能すべてを兼ね備えているんです!

基本的に床暖房以外の暖房機器は
ふく射熱、あるいは上昇した暖かい空気を循環させる、対流のみで部屋を暖めているため、足元には冷気が溜まりやすくなります。

「あたたかい空気は上にいく」ため、
床暖房は足元から上方向 ↑ ↑ に部屋をあたためるイメージをもっている方も多いかもしれません。
しかし実際は、床だけでなく、壁・天井などから部屋全体を均一にあたためてくれます。
そのため、他の暖房器具をつかう場合と比べると、低めの室温でも全身にあたたかさを感じることができます。


床暖房には、電気式温水式の2種類があります。
電気式は床下に設置した電熱線ヒーターパネルで暖めるタイプです。
一方、温水式は床下に配管を設置し、ボイラーで暖めたお湯を通すことで部屋を暖めるタイプです。

初期費用は電気式のほうが安く、ランニングコストは温水式のほうが安い傾向にあります。
以下が、電気式、温水式の特徴です。


≪床暖房のメリット≫

メリット①
足元から部屋全体を温めることができる
床暖房は足元からじんわり温めるので、温かさを感じやすく、まんべんなく部屋を暖めることができます。
冬場でも足がヒヤッとすることが少なく、素足で快適に過ごせます。

メリット②
掃除の手間が少ない
エアコンは定期的にフィルター掃除をしないといけません。
床暖房は床下に設置されるため、日常的に掃除をする必要がありません。

メリット③
エアコンのような風がでない
エアコンや温風ヒーターは機械から音風を出すため、肌が乾燥したり、ホコリが舞い上がります。
床暖房は風を出さないので、使用中に部屋にホコリが舞う心配がありません。
風が出ることによる騒音もないので、静かに快適に過ごせます。

メリット④
小さな子供がいても安心
電気ヒーターやストーブは子供が触る可能性があります。
赤ちゃんでもじんわり暖かい床なら安全で快適に過ごせます。

≪床暖房のデメリット≫

メリットが大きい反面、デメリットも多々あります。

デメリット①
初期費用や光熱費がかかる
エアコン、ストーブと比較すると床暖房は工事費用が高いので予算の余裕が必要になります。
エアコンなら工事費6~7万で収まるところ、10畳リビングに設置する場合50~100万かかります。

※光熱費例 月々の電気代または光熱費(8畳の部屋で毎日10時間使用時)
床暖房(電気式)約6,000円
床暖房(温水式)ヒートポンプ式:約4,000円 石油ボイラー:約5,000円

※初期費用例
エアコン 6~7万円(本体代+工事費)
床暖房(電気式)1畳あたり5~10万円
床暖房(温水式)1畳あたり5~10万円+20~100万円(ポンプなどの設備代)

床暖房を設置する部屋の広さに対し、材料費・施工費込みで総額いくらになるか見比べてみましょう。

デメリット②
暖まるまでに時間がかかる
床暖房は時間をかけて足元から徐々に暖めるため、部屋全体が暖まるまでに1時間程度がかかります。
寒さが苦手で、「一刻も早く温まりたい」という人には気になる部分です。

デメリット③
低温やけどの恐れがある
床暖房は、床の表面温度が30度近くまで上昇することもあるため、長時間床面に触れたままの状態が続くと、低温火傷を引き起こす恐れがあります。
特に自分で寝返りできない小さい赤ちゃんがいる家庭は注意しましょう。
床面に直接触れる時間が長くなるときには、設定温度を下げたりラグを敷いたりするなどの対策が必要です

デメリット④
メンテナンスが必要
電気式であれば建物と同等の耐久性があるので、メンテンナンスをしなくても30年ほど使えます。
一方、温水式では定期的にメンテナンスが必要なので、計画的に資金を用意しておかなくてはなりません。




「床暖房には惹かれるけれど費用が気になる」という人は、
設置を検討する際に、ほかの暖房機器と費用面や機能性などを比較してみましょう。

床暖房には部屋全体を効率的に暖められ、ほかの暖房機器に比べてお手入れがしやすい、などのメリットがありますが、初期費用や光熱費がかかる、暖まるまでに時間がかかる、などのデメリットも多くあります。
大切なのは、デメリットも把握したうえで床暖房の導入を検討すること
メンテナンス費用を計画的に用意したり、工事費用に余裕をもたせたりすることが重要です。

もし、床暖房を導入しようか迷っているなら、実際に住宅を購入した人や専門家の意見を聞いて考えてみるのもおすすめです。

他の暖房器具の使用頻度や光熱費含めて、わが家に必要かどうかを判断してから導入を決めていきたいですね!



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